健康に良い油の選び方!避けるべき油と積極的に摂りたい油
油(脂質)は、私たちの健康にとって欠かせない栄養素ですが、選び方を間違えると健康を害する原因にもなります。
「避けたい油」「積極的に摂りたい油」「適度に摂りたい油」 を理解し、バランスよく取り入れることが大切です✨
避けたい油
❌ 飽和脂肪酸(摂りすぎに注意!)
例:
- バター
- ラード
- 脂身の多い肉(ソーセージ、ベーコンなど)
飽和脂肪酸は摂取量が多いと 悪玉コレステロール(LDL)を増やし、動脈硬化のリスクを高めます
❌ トランス脂肪酸(できるだけ避ける!)
例:
- サラダ油
- マーガリン
- ショートニング
- 高温調理した油(揚げ物など)やファストフード、スナック菓子などに使用されている油
トランス脂肪酸は心臓病のリスクを上げ、悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロール(HDL)を減少させ、動脈硬化のリスクを高める ためできるだけ避けましょう。
積極的に摂りたい油
⭕ 不飽和脂肪酸(良質な油を取り入れよう!)
- オメガ3脂肪酸(血液をサラサラに&炎症を抑える)
例:
- 青魚(サバ、イワシ、サンマ、アジ)
- エゴマ油、亜麻仁油(酸化しやすいので生での摂取がおすすめ)
- くるみ(ナッツの中でもオメガ3が豊富)
- オメガ9脂肪酸(健康的な油)
例:
- オリーブオイル
- アボカド
- ナッツ類(アーモンド、カシューナッツなど)
適度に摂りたい油(摂りすぎには注意!)
△ オメガ6脂肪酸(適量ならOK!)
例:
- ゴマ油(炒め物やスープに香りづけとして◎)
- コーン油、ひまわり油(加工食品や外食に多い)
- 大豆油(一般的な調理油の成分)
⚠️ 注意点:
- 過剰摂取すると炎症を促進し、アレルギーや生活習慣病の原因に!
- 摂りすぎるとオメガ3とのバランスが崩れ、健康リスクUP⬆
→ゴマ油は香りづけ程度に、その他のオメガ6系油は摂りすぎに注意!
油の上手な使い方
☑料理に使う油 → 「炒め物にはオリーブオイル」「揚げ物には米油」がおすすめ
☑サラダのドレッシング代わりに → 「エゴマ油・亜麻仁油+酢+塩」を活用
☑おやつはナッツに → クッキーの代わりに無塩のナッツを選ぶ
☑魚料理を週に2回以上取り入れる
☑油は酸化しやすいので、遮光瓶入りや小容量タイプを選ぶ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
毎日の食事で少しずつ良質な油を取り入れ、健康的な食生活を心がけてみませんか?
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宮本内科胃腸栄養クリニック 看護師、分子栄養カウンセラー