栄養ブログ

ちゃんと食べている『つもり』になっていませんか?

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ちゃんとたべているのに、なんだか調子が悪い。

病院に行くほどでもないけど・・・・

と、なんとなくな不調な理由

それ、「消化」で止まっているかもしれません

 

「身体は食べたものでできている」

よく聞く言葉ですよね。

 

しかし、分子栄養の視点で見ると、これは半分正解で、半分不正解です。

 

なぜなら、

食べたもの=身体の材料ではなく、

「消化・吸収できたもの」だけが、身体の材料になるから。

 

どんなに良い食事をしていても

・消化できていない

・吸収まで届いていない

そんな状態なら、栄養は“入っていない”のと同じです。

 

今回は、ご自身の消化力チェックと消化ケアについて知ってみましょう。

 

 

「ちゃんと食べているのに不調」な人の共通点

     

よくあるパターン

 

 ●食事は、お野菜もタンパク質も気をつけている

 ●サプリも飲んでいる

 ●塩こうじや、ヨーグルトなど発酵食品を意識して食べている

 

でも体調が変わらない・・・

 

この場合、問題は

「何を食べるか」ではなく「どう消化しているか」。

 

栄養は

口 → 胃 → 腸

この流れを無事に通過して、はじめて「食べたもので体はできている」という意味になります。

 

 

 

消化力チェックリスト

 

まずは、じぶんの消化力はどうなのかチェックしみてましょう!

以下にいくつ当てはまりますか?

 

 □ 食事の時間が10分以内で終わることが多い

 ▢食事量が少ない
 □ よく噛まずに飲み込んでいる

 □ 食後に眠くなる・だるくなる

 □ 食後にお腹が張る、ガスが溜まる

 □ 胃もたれしやすい

 □ 生野菜やお肉を食べると重く感じる

 □ 便秘と下痢を繰り返す

 □ 便がベタつく/未消化っぽい

 □ サプリを飲んでも効果を感じにくい

 ▢ピロリ菌の感染歴がある 

チェックが多いほど、「何を食べるか」より「どう消化するか」が重要です。


 

 

消化は「口」から始まっている

 

        

 

 

消化というと、

「胃」や「腸」を思い浮かべる人が多いですが

実は、消化のスタート地点は“口”👄です。

 

しっかり咀嚼をし、唾液を出すことで、

 ●食べ物の表面積が増える

 ●唾液中の消化酵素(アミラーゼ)が働き始める

 ●胃や腸の負担が減る

 

逆に

 

  ●早食い(食事時間15分以内)

  ● 噛まずに流し込む

  ● スマホやテレビを見ながらの食事

 

 これだけで、その後の胃腸は一気にハードモードに⚡

 

 

胃で起こっている「見えないトラブル」

        

 

分子栄養でよく見るのが、胃酸トラブル。

 

胃酸が足りないことで起こりやすいことは、

 

 

  ●タンパク質が分解できない

  ●ミネラル(鉄・亜鉛・カルシウム)が吸収できない

  ●腸に未消化物が流れ込む

 

結果…

 

  ● 胃もたれ

  ● 食後の眠気

  ● 膨満感

  ● なんとなく疲れる

 

実はこれ、

胃酸が強すぎるのではなく「弱い」サインなことも多いんです。

 

 

腸は「最終チェック工場」

 

        

 

腸はただの通り道ではなく、

「吸収できるかどうか」を判断する最終関門。

 

 

消化が上手くいっていないと

口や胃の仕事をまとめて腸が請け負うことになるので…

 

 ●腸に負担がかかる

  →腸で、口と胃の消化分も請け負うため

 ●炎症が起きやすくなる

  →消化しきれなかった分が、腸にたまり炎症を引き起こす

 ●腸内環境が乱れる

  →未消化の食べ物が腸に長くいるということは、生ごみをずっとそのまま放置しているのと同じ状態。

 

 

その結果として現れやすいのが

  ● 便秘

  ● 下痢

  ●腹痛

  ● ガスが溜まるおならがよく出る

  ●げっぷがよく出る

  ● お腹が張る・出る

 

つまり、

便の状態は“消化力の通信簿”。

 

 

 

 

今日からできる「消化ケア」3つ

        

 

1.食べるスピードを落とす

 

 ・一口20〜30回を目安に、食事時間を15分以上かける

 ・箸を一度置くのもおすすめ

 ・テレビ・スマホを見「ながら」の食事をしない

これは、血糖対策としてもおすすめ!

どんなに、食べる順番を意識しても食べるードが速すぎたり、よく噛まないと食後高血糖にもつながります。

 

2. 食事中・直後の冷たい飲み物を控える

 

食事中に水分を飲みすぎると、胃酸が薄まります。

コップ何杯も飲む人は1杯程度を意識してみましょう。

無意識に水をよく飲む人は、消化力が弱いのを水で流し込んでカバーしてるのかもしれません。

それも一つのサインです。

 

3.胃腸が疲れている時は「消化に優しいもの」を

 

 ①スープ・お味噌汁

 胃腸が疲れている時は、サラダよりもスープで摂るのがおすすめ。

 暖かい汁物で、胃腸の消化スイッチをONに!

 

 自宅で作れる人は、具だくさんの豚汁や、卵と豆腐のスープなど

 自宅でまとめて作り置きしておくと便利です。

 スープレシピ本などでレパートリーを増やすと色々楽しめますよ♪

 

 ②カットしたタンパク質

 タンパク質も、塊肉よりスライス肉やミンチ肉などを。

 お肉の部位も脂身の少ないささみや鶏むね肉などが◎

 また、一日一食はお魚を食べる習慣を意識してみてください。

 

 ③大根・パイナップル・キウイ

  食材自体に消化酵素を含むものを摂取し、消化をサポートしてもらうのもおすすめです。

 

 

 

まとめ

 

私たちの身体は

「食べたもので」できているのではなく、

「消化・吸収できたもの」で出来ている。

なにを食べるかの前に、まずは消化できているかも意識してみましょう。

 

もし今、上記でお話しした内容や症状に思い当たる方は

それは身体からの「消化を整えてほしい」というサインかもしれません。

 

まずは、食事を足す前に、消化を整えることを意識してみてください。

それが、不調改善の近道かもしれません。

まずは、ご自身の食事スタイルを振り返ってみるといいと思います(^^)

 

腸から元気を取り戻しましょう♪

 

 

宮本内科胃腸栄養クリニック  管理栄養士🍴

 
 
 
 
 
 
 
 
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