クリニックブログ

最近よく聞く介護脱毛ってどういうこと?

将来の自分のために今から考える「介護脱毛」とは?

最近よく耳にするようになった「介護脱毛」。これは、将来自分が介護される立場になったときに備えて、あらかじめデリケートゾーン(VIO)の脱毛をしておくことを指します。

「まだ早いんじゃない?」と思うかもしれませんが、40代・50代から始める人が増えているのには、きちんとした理由があります。ここでは、介護脱毛のメリット・デメリットをわかりやすくまとめました。

 

 

介護脱毛のメリット3つ

1. 排泄ケアがしやすく、ニオイや肌トラブルの予防に

介護される立場になると、排泄後のケアを自分ですることが難しくなります。VIOに毛があると、尿や便が絡まりやすく、清潔を保ちにくくなることも。脱毛しておくことで、拭き取りがスムーズになり、ニオイやかぶれ、尿路感染の予防などにもつながります。

 

2. 介護する人の負担を減らせる

介護者にとっても、排泄後の処理は手間がかかります。毛があることで時間がかかり、ストレスを感じることも。脱毛によってケアが簡単になり、介護される側・する側の両方にとって負担の軽減につながります。私も以前病棟で勤務をしていた際のことを思い出すと、毛量が少ない方は本当にありがたい存在でした。毛量が多いとどうしても時間がかかってしまい、患者様もきついだろうなと思った記憶があります。

 

3. ムレが少なくなり、日常的にも快適になる

VIOに毛が多いと、どうしてもムレやすくなり、かゆみや不快感の原因になることもあります。脱毛することで通気性が良くなり、特に暑い季節や生理中でも快適に過ごしやすくなります。

 

 


介護脱毛のデメリット2つ

1. 少し恥ずかしいと感じる方もいる

デリケートゾーンの脱毛は、施術中に人に見られることもあるため、最初は恥ずかしさを感じる方もいます。ただし、施術スタッフはプロですので、1回したら気にならなくなったと言われる方がほとんどです。

2. 痛みや肌トラブルのリスクがある

VIO脱毛は他の部位に比べて痛みを感じやすく、施術後に赤みやヒリヒリ感が出ることもあります。当院の機械はやけどなどがかなり起きにくいものにはなりますが、ひりつき等でてしまう場合はVIO用のステロイドの使用など対策をしております。

 

 


まとめ:介護脱毛は“未来の自分へのプレゼント”

介護脱毛は、美容目的ではなく「介護されるときの快適さ」と「周囲への配慮」を考えた前向きな選択です。

少し勇気がいるかもしれませんが、今動けるうちに準備をしておくことで、将来自分も周囲も助かるかもしれません。自分の未来に、ちょっとした思いやりを贈ってみませんか?

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