栄養ブログ

シリカパワーで体質改善!

    

近年、美肌効果や美髪対策としても注目されている「シリカ」というミネラルをご存じでしょうか?
シリカは美容対策としてだけではなく、健康対策としての効果も期待されている栄養素です。
ドイツでは、家庭常備薬や栄養補助食品として積極的な摂取がすすめられているとか・・!
今回は、そんな「シリカ」についてご紹介♪


1.シリカって何?

    
 シリカは、ケイ素とも言われ、岩石や土壌の主成分として地球上で酸素に次いで多く存在するミネラルです。
 通常は、酸素との化合物である二酸化ケイ素(シリカ)の形で存在しており

 パワーストーンとして広く知られる水晶はシリカでできています。
 自然界に多いシリカですが、生物学的には、人間を含む多くの生物にとって重要なミネラルです。 

 細胞を構成する成分の一つであるとともに、体内のあらゆる臓器や機関に必要な栄養素を誘導し

 その働きを助けて健康な身体の土台を作る役割を担っており、骨や血管、皮膚などの主な組織の形成に深く関わっています。

 また、美容に欠かせないコラーゲンを強化し、肌や髪などを美しく保つ効果も期待できることから

 「ビューティミネラル」とも言われています。

 しかし、加齢とともに体内のシリカは減少していき、30代では0歳児の約半分以下になるといわれ更に30代以降は急激に減少していきます。

そのため、肌の衰えや髪質の悪化、骨密度の低下、記憶力の低下など様々なトラブルが現れるようになります。

 

2.どんな人におすすめ?

美容から健康増進まで様々な効果のがあるシリカですが、

以下のような方に特におすすめです。

 

 ●不眠にお悩みの方

 ●慢性的な体調不良がある方

 ●基礎代謝を上げてダイエットしたい方

 ●髪のツヤ・コシがなくなってきた方

 ●しわやたるみなど加齢による肌の衰えを感じる方

 ●しなやかな血管を保ちたい方

 ●骨密度など、骨の状態が気になる方

 

 

2.シリカの働き・特徴

   


 ①骨の健康と再石灰化をサポート
  骨を作り出す細胞壁に多く含まれているシリカは、カルシウムを運搬し骨の中のミネラル形成を

  促進させる働きがあり、骨密度をアップさせることがわかっています。

  不足することで、骨密度の低下や骨折のリスク増加につながる可能性があります。
  

 
 ②美しい皮膚・髪・爪の形成
  コラーゲン合成の生成をサポートし、皮膚の弾力性を促進します。
  また、髪の毛の主成分であるケラチンを作り出す作用もあるため、

  ハリやコシ、ツヤのある健康的な髪の毛を保つ効果が期待できます。
  

 ③弾性のあるしなやかな血管を保つ
  シリカは、滞っていた血流を改善し、血管の弾性を保つことで動脈硬化などの

  血管障害を予防する効果が期待できます。重要な成分です。

  血管が固くなると高血圧にもつながるため、シリカの血中濃度を保つことで高血圧や

  動脈硬化対策につながる可能性があります。


 ④解毒作用
  日常で知らない間にたまったアルミニウム等の重金属(水銀、ヒ素、カドミウム等の有害物質)を

  結合させて排泄する働きがあり、デトックス効果があるとされています。

 

 ⑤便秘対策

 シリカは、食物繊維の主成分であることから、町内環境を整え、便通改善する効果が期待できます。

 


3.体内で作ることが出来ないシリカを摂取する方法は?

    
 シリカは、体内で生成されない事に加え、加齢とともに身体に取り込む力も低下していきます。

 毎日コツコツ継続的に摂取することがおすすめです。

 摂取推奨量は特に定められていませんが、成人1人あたりの消費量は10-40㎎/日といわれていることからそれと同等またはそれよりも多い量の摂取を心がけるといいかもしれません。
 
 そんなシリカの摂取方法には食事はもちろんサプリメントからも取りことができます。

 

 ①ケイ素を多く含む食品から摂る
  青のり、オート麦、丸干しイワシ、米ぬか、アサリ、サクラエビなどは100g当たりの含有量が多く、日々の食卓に意識して取り入れるのがおすすめです。

 

 ②サプリメントの利用
  一般的にシリカ水が多く販売されていますが、使用しやすくおすすめはシリカの濃縮液です。
  濃縮液は無味無臭のため、お茶やコーヒーなどの飲料水、炊飯や汁物に加えるだけで、

  だれでも簡単に摂ることができます。


  また、液体なので、外食や旅行、職場などにも持っていきやすいのも特徴です。

  当院でも取り扱いしているので、気になる方はスタッフまたは院長へご相談ください(^^)

 

 

日々の食生活にとりいれるだけで体質改善につながる「シリカ」。

私足りてないかも・・・なんて方は一度試してみてください(^^♪

 

 

宮本内科胃腸栄養クリニック 🍴

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